23/12/04

一筆参上 from T-補綴. jp


シリーズ「愛犬と生きる」その3 犬の加齢と病気と(シリーズ「愛犬と生きる」はこれで最後になります)  徳島は超高齢社会の日本の中でも高齢化率が高いところです。2020年の調査では34.5%で、全国平均(28.7%)より5.8ポイント高く、日本で4番目に高い高齢化率だそうです。高齢化は犬の世界でも例外ではありません。犬は人間よりも成長速度が速く、元気に走り回っていても人間に換算すると結構良い年になっていることがあります。  小型犬(成犬で10㎏未満:トイプードル、チワワなど)・中型犬(10~25㎏:ウェルシュコーギー、柴犬など)の場合、2歳で人間の24歳に相当し、それ以降は1年ごとに人間の4年分成長するとされています。換算式は【24+(小型犬の年齢-2)×4】となります。大型犬(25㎏以上:レトリバー、シベリアンハスキーなど)の場合は、2歳で人間の20歳程度になり、それ以降は小型犬・中型犬より成長スピードが速く、犬の1年は人間の7年として考えます。換算式は、【12+(犬の年齢-1)×7】となります。  犬の老化は、小型犬なら9~13歳、中型犬なら9~11歳、大型犬なら7~10歳、超大型犬なら6~9歳くらいから始まると考えられています。寿命も体格によって異なり、平均寿命は、超小型犬で15.30歳、小型犬で14.05歳、中型犬・大型犬で13.52歳です。犬社会でも高齢化は起こっており、平均寿命は2010年と比べて0.78歳も延びています。また、室内飼いの方が2~3年ほど長生きすると言われており、ストレスがない、飼い主の目が行き届いている、フィラリア症の感染率が低いなどが寿命を延ばしているようです。  一方、人間と同様に犬も高齢になると様々な病気になります。心臓病、腎臓病、肝臓病、癌、ホルモン異常、膀胱・尿道結石、歯周病、認知症、脳梗塞、脊椎変形症、白内障などなど。老犬の病気は初期症状が少なく、外から見ただけでは気づきにくいという特徴があります。食欲がない、元気がない、水をよく飲む、動きたがらない、口臭が強くなる、よだれが多いなど、老化現象ともいえる中に、重大な病気のサインが潜んでいる場合もあります。  シリーズ その1(令和元年5月1日 令和の初日)で紹介した、私の手を噛んだ子が「かんた:柴犬(写真1)」ですが、彼は認知症だったと思います。10歳を越えたくらいから元気がなくなり、歩く速度が遅くなりました。人間で言うところのフレイルです。耳も聞こえづらくなっていたと思います。しばらくすると、時々飼い主のことがわからないような仕草をすることがありました。私が急に頭を撫でようとしたときに、ビックリして思わず噛みついたのだと思います。それからは私にも牙を見せることがあり、以前のようにじゃれ合うことができなくなりました。結局、15歳(人間年齢:76歳)の寒い日に旅立ちました。  かんたの5歳年下に「かれん:チワワ(写真2)」がいました。彼女は認知症ではなかったのですが、15歳を迎える頃から歩く速度が遅くなりました。元気だったのですが、だんだん食事量が減ってきたので、かかりつけの動物病院で診てもらったところ、すでに肝臓癌が全身に転位して手の施しようがない状態でした。犬は弱っているところを飼い主に見せないものですが、もう1年早く気が付いていたらどうにかなったのではないかと悔やんでいます。彼女はその数日後にかんたのところに旅立ちました。  さて、現在は末っ子の「かいと:ウェルシュコーギー(写真3、4、5)」といっしょに暮らしています。彼は11歳4か月なので、人間では61歳となり私と同級生です。彼も様々な病気を抱えています。尿管、膀胱、尿道に結石があり食餌療法中です。最近、エコー検査で脾臓が3倍くらいに腫れていることがわかり、CT検査と生検では明らかな診断が付かなかったのですが、後日脾臓から出血して全摘しました。摘出後の組織検査で血管肉腫とわかりました。良くない結果ですが、3週間ごとの抗がん剤治療で経過を診てもらっています。普段はとても元気で、散歩の距離が短くなり、オシッコの切れが悪くなった以外は若い頃と何も変わっていません。  2000年から今の家で犬と一緒に暮らしはじめたのでもう23年になります。私はまだ30代でした。人間社会も犬社会も超高齢なので、病気とうまく付き合いながら生活していくことになります。私も毎年人間ドック(犬はドッグドックと言うそうです)を受診していますが、これからも体調管理を怠ることなく、これ以上病気を増やさないように、もうしばらく働きたいと思っています。(永尾 寛)

23/11/27

一筆参上 from T-補綴. jp


 私の退職前の最後の「一筆参上 from T-補綴.jp」になりました。前回は、サステイナブルと題して、我が家のメダカ、ヒマワリ、胡蝶蘭等の継代飼育、栽培についてお話ししました。他の教室員の一筆参上を読んで、「みんな高級、高価なものを飼育、栽培しているんだ。自分が一番貧乏くさかった」と少し落ち込み、「まあ、これから年金暮らしをする人間にとっては丁度良いのかも知れない」と言い聞かせております。  その後のサステイナブルなものの経過です。  メダカは、昨年9月の残暑が厳しく、家の水槽の水が西日に当たってお湯になってしまっていることを気づかず、全滅してしまいました。教授室で飼育していた4匹を家に持って帰り、さらに道の駅で新たに数匹を購入しました。無事に越冬し、この春の産卵を経て、増えております。水槽以外にも、この夏に睡蓮鉢を購入し底の部分を花壇の土の中に埋め、言葉通りその鉢に睡蓮をいれメダカをその中で飼い始めました。ここは環境が良いのか、人の手を施さないのに産卵、孵化、成長するメダカもいました。来年は、越冬し睡蓮の花が咲く中、メダカがすいすい泳ぐところを見られると思っております。  ヒマワリは、今年も昨年取った種から無事に花を咲かせ、来年用の種も収穫しました。  胡蝶蘭も毎年花を咲かせており、毎年春に長いこと咲き続け、部屋を明るくしてくれています。チューリップも咲いてくれましたが、球根の掘り出し、保存の過程が今ひとつで勉強が必要です。コスモスは、昨年蒔くのが遅れて、花が咲くことなく枯れてしまいましたので、今年は、種を買って少し早めに蒔いたら、見事に咲いております。やはり餅は餅屋、買った種はきっちり花を咲かせてくれます。家庭菜園でも、やはり苗の値段に比例して強く、確実に実がなってくれます。  今は野菜も収穫できるようになっているのですが、うちの庭では野菜がうまくできませんでした。コロナになり、少し暇になったので、基本に忠実に石灰、腐葉土、元肥を入れ、しっかり耕すようになってから、実が取れ、連作でもしっかり野菜をができるようになりました。やはり基本が大事だなあと退職前になって再認識しているところです。講義講演も残すところ学生に対する最終講義と退職講演だけになりそうですが、最期に言い残すことは、基本、継続が大事という当たり前の結論で終わるのかなあと思っているところです。(市川哲雄)

23/11/02

日本全身咬合学会学術大会優秀発表賞受賞


 10月29日開催の第33回日本全身咬合学会学術大会において、優秀口演賞(筆頭発表者:後藤崇晴助教、共同発表者:枡富由佳子 社会人大学院生、市川哲雄)を受賞しました。

23/10/31

日本口腔インプラント学会 第43回中国・四国支部学術大会が開催されました


2023年10月28-29日に公益社団法人日本口腔インプラント学会第43回中国・四国支部学術大会が高知市にて開催されました。 当教室からは、渡邉 恵講師が口演発表を行いました。

23/09/26

一筆参上 from T-補綴. jp


「阿波の土柱」  徳島県阿波市阿波町にある土柱のうち、波涛嶽(はどうだけ)は国の天然記念物に指定されています。土柱とは堆積した砂礫層が長年の風雨で浸食されてできた、柱やタケノコが林立したような珍しい地形のことです。アメリカのロッキー山脈にあるブライスキャニオン、イタリアのチロル地方の土柱と合わせて「世界三大土柱」として阿波の土柱があげられるそうです。  阿波の土柱には波涛嶽を望む展望台が上下に2か所あり、下の展望台からはその姿を下から見上げ、上の展望台からはほぼ正面から全体を見渡すことができます。夜間はライトアップされるようでライトが設置されていました。駐車場から展望台までの道は舗装されたなだらかできれいな道でそれほど遠くありません。ただし、道の上に木が大きく枝を広げているので、時期によっては“何か”が落ちてくるかもしれません。 写真1:展望台への入り口に立派な看板があります。 写真2:上の展望台から臨む波涛嶽全景。  遊歩道で波涛嶽の上に出ることができるので、少しの体力と気力があるなら展望台だけではなく頂上に行くと良いと思います。展望台から頂上に向かうなら、不規則な幅と高さの階段を上ることになりますが、私は展望台より先に頂上に行ったので、駐車場からなかなか急な坂道を結構な距離歩いて登りました。普段運動不足なせいで、途中で何回も、何十回も引き返したくなりましたが、同行者が足取り軽やかに登っていくので泣きながらついて行きました。滝のような汗を流しながらたどり着いた山頂からの眺めはすごいの一言でした。林立する土の柱を上からのぞき込むことができ、普通では見られない絶景に、途中で諦めて帰らなくて本当に良かったと心から思いました。上には柵などがいっさいないため、のぞき込むと背筋がゾクゾクしてスリル満点です。転落事故は起こらないのだろうかと心配になってしまいましたが、私が調べた範囲では事故のニュースは見つけられませんでした。どう見ても危なそうなので、誰も無茶をせずかえって安全ということでしょうか。 写真3:上から見た土柱。びびりすぎてあまり近づくことができません。  土柱は長い年月をかけて浸食で形成されたものですが、今も浸食は確実に続いているようで、下のほうはかなり崩れてしまっているように見えました。思い出補正を考慮しても、私が子供の頃に訪れた時よりずいぶん規模が小さくなっているように思います。それでもとても迫力があり、その不思議な景観は一見の価値があります。徳島は観光のアピールが苦手ですが、手軽に行くことができる素晴らしい観光地がちゃんとあると実感できた時間でした。連休だったのに、びっくりするくらい人がいないので、ゆっくり見られるのもおすすめポイントです。浸食で崩れてしまう前に土柱を訪れて、自然の作り出した造形をお楽しみください。 写真4:土柱とは関係ありませんが、阿波市にあるBON COFFRETさんの和三盆ソフトクリームです。写真が下手で美味しそうに写っていませんが、とても美味しかったです。(岩本)

23/09/25

一筆参上


はじめまして。昨年度より第1補綴科に入局した後藤匡紀です。現在は大学院2年生で直近に開催された大学院の中間発表会を終え束の間の休息をかみしめています。 今回の一筆参上は現在の私の趣味についてお話をさせていただこうと思います。 私は音楽が好きで普段はジャズやクラシック、ゲーム音楽、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)といったジャンルをよく聴いています。また、昔からピアノを弾くことが好きで時間さえあれば演奏を楽しんでいます。 画像1は私が大学2年生の時に購入した実家のグランドピアノです。学部生時代はバッハの平均律やショパンのエチュードといったクラシック曲をはじめJPOP、ジブリやディズニーといったアニメの楽曲、ゲーム音楽といった幅広いジャンルの曲を毎日狂うように練習していました。現在はショパンのピアノソナタ第3番第4楽章というクラシックの難曲や即興演奏の習得を目指しチャレンジしています。 ところが現在は実家から離れて生活しており下宿先の電子ピアノ(画像2)での練習が多くなりました。実家に戻る機会が少なくなりグランドピアノにあまり触れることができておらず、残念なことに今となっては大きな漬物石に成り果ててしまいました。 電子ピアノは音のコントロールができるのでヘッドホンを付けて夜でも気軽に弾けることが大きなメリットですが、音の繊細さや迫力、細かい表現の部分ではやはり生のピアノにはかなわないなと毎回感じています。せっかく購入したグランドピアノ、このままではかわいそうですので可能な限り休日には実家に立ち寄り大事にしていきたいと思います。 また、近頃は演奏のみならず楽曲製作ソフト(Cubase12)を用いて作編曲にチャレンジをするようになりました。私はピアノが好きなので普段はピアノ単体でのアレンジや耳コピをすることが多いのですが裾野を広げるためにダンスミュージックの制作にチャレンジしています。 EDM制作は始めたばかりで右も左も分からずYouTubeの解説動画や解説記事を漁り手探りで進めている状態です。まだまだ分からないことがたくさんありますが試行錯誤の末、自分の知識として落とし込めた時は何とも言い難い嬉しさがあります。 文章だけですと分かりづらいので拙作ではありますが実際に制作したものを動画形式で掲載させていただきます。皆様がご存じの曲を載せたいところですが著作権が怖いので自作の物にさせていただきました。 これからも研究・診療を一生懸命頑張りつつ趣味である音楽の方も少しずつスキルアップができればと考えています。今後も皆様にご迷惑をおかけすることもありますがどうぞよろしくお願いいたします。 画像1 実家のグランドピアノ YAMAHA C3 画像2 下宿先の電子ピアノ Roland FP-90 画像3 ソフトウェア(Cubase)を使った音楽制作 動画  音楽ソフトでの楽曲制作

23/09/25

第53回日本口腔インプラント学会学術大会が開催されました


日本口腔インプラント学会の第52回学術大会が9月15日(金)〜9月17日(日)に札幌市で開催されました。当教室からは、講師の石田雄一がポスター発表を行いました。

23/09/20

田上義弘に学位授与


 当教室の大学院生であった田上義弘に博士(歯学)の学位が授与されました。  研究題目は「Can measurement of ultrasonic echo intensity predict physical frailty in older adults?」です。おめでとうございます。

23/08/28

徳島県地域包括ケアシステム学会優秀ポスター発表賞受賞


 8月27日開催の第6回徳島県地域包括ケアシステム学会において、当教室の非常勤講師 藤原真治先生(美馬市木屋平診療所長)が主任研究者で、当教室も深く関わっているMima-SONGS studyに関する研究で、優秀ポスター発表賞(筆頭発表者:北村美緒地域医療福祉学分野助教、共同発表者:白山靖彦、藤原真治、後藤崇晴、市川哲雄)を受賞しました。

23/06/27

論文が掲載されました


歯科放射線科助教(元当教室員)水頭英樹と当教室員の共著の論文「Effective use of an extraoral vacuum in preventing the dispersal of particulate matter from metal dental materials」がJournal of Occupational Healthに掲載されました。 https://doi.org/10.1002/1348-9585.12412

23/05/23

公益社団法人日本補綴歯科学会 学会論文賞受賞


教室の市川哲雄教授と渡邉恵講師が令和4年度 公益社団法人日本補綴歯科学会 学会論文賞を受賞しました。Smaphorin 3A: A potential target for prevention and treatment of nickel allergyの論文が歯科補綴学の発展に寄与するところ大であり授与されたものです。令和5年5月19日に開催された公益社団法人日本補綴歯科学会第132回学術大会において、表彰式が行われました。

23/05/23

公益社団法人日本補綴歯科学会 特別功労賞受賞


教室の市川哲雄教授が公益社団法人日本補綴歯科学会 特別功労賞を受賞しました。永年にわたり公益社団法人日本補綴歯科学会の運営に専心努力し学会の育成と発展に多大な貢献をした功績に授与されたものです。令和5年5月19日に開催された公益社団法人日本補綴歯科学会第132回学術大会において、表彰式が行われました。
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