23/03/06

一筆参上from T-補綴.jp
「映画館」 前回の記事から約2年半ぶりの投稿となります、岸本です。2021年の3月に徳島大学大学院を卒業し、現在は徳島大学の総合歯科に勤めています。これまでと大きく変わったのは、歯学部学生の臨床実習を担当するようになったことです。私も学生の頃徳大で同じ実習を受けており、自分が学生だった頃と変わっておらず懐かしさを覚えるところもあれば、新しいルールが増えていたり時代の変化を感じるところもありました。そのギャップに戸惑うこともありますが、なんとか業務を覚えながら取り組んでいるところです。また、当時は知り得なかった教員側の大変さも体感できて、面倒をかけていたんだろうなと思いかえすことも増えました。同じ場所で両方の立場を経験でき、貴重な経験をさせてもらっています。 さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回は映画館にまつわるお話をしようと思います。皆さんは、映画は映画館で観ますか?それともそのうちお家で観る派ですか?観たいものがあるかどうかで変わってくると思いますが、私は興味のあるものはできれば映画館で観たい派です。そして最近、映画館のさらなる魅力を感じる出来事がありました。 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」 この作品は、2021年の12月に公開されたスパイダーマン映画の最新作で、2002年公開の「スパイダーマン」から続く過去作品も絡めた内容になっています。今までの映画で登場してきた要素が各所に無駄なく取り入れられていて、非常に満足度の高い映画です。その映画の鑑賞中のことでした。私は元々このシリーズのファンで公開日に観に行きましたが、おそらく観客の皆さんも初見で自分と同じような状況だったのではないかと思います。映画の途中で、ファンには嬉しいサプライズがあり、思わず「えっ」と息が漏れてしまう場面がありました。まずい、と思う間も無く、同時にその場にいた周りの人たちもざわっとなっていたので、不思議な一体感を感じました。一緒に見ている全く知らない人たちと、騒いではいけない環境の中、ちょっとだけ感情を共有する、なんとも言えない感覚でした。言葉ではうまく伝えられませんが、あの感覚は、あの日あの場所あの人でないと起こらなかったものだと思うと、妙に感慨深かったのを覚えています。 映画自体の迫力、臨場感をより感じるためにという目的ももちろんありますが、そこはその映画が好きな人が集まる空間であり、そんな人たちの反応も含めて楽しむことができるんだという、映画館の良さを再発見したというお話でした。ただの映画館好きの個人的な感想ですが、しばらく映画館に行っていないという方が久しぶりに足を運ぶきっかけになると嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(岸本卓大) (今回はいい写真がなかったので、描いてみました。)
22/09/30

一筆参上 from Tー補綴.jp
「阿波踊り Part3」 阿波踊りについて書くのは、今回で3回目となりました。徳島の感染者数がそれほど多くなかった春頃、久しぶりに阿波踊りに参加することができました。コロナ下で所属している連自体も2年間活動休止していたため、久々に観客の前で踊るというのは緊張と共に感動も大きく、やはり踊るのが好きだなと実感したイベントとなりました。 さて、今年の夏はほぼ例年通り開催されましたが、開催後の状況は皆様ニュースでご存じの通りの状況です。私自身は今年も参加せず、夏は家で見る阿呆となっていました。20年以上参加してきて、通常開催されているにもかかわらずテレビで観戦というのはすごく不思議な気持ちになりました。 最近は少し全国的に感染者数が減少してきているのかなとも思われますが、第8波という声も聞こえてきておりいつになったら終息するのか、今までのような生活に完全に戻る日が来るのか考えても分からないことをどうしても考えてしまうような日々です。前回の一筆参上でも書いていましたが、来年の夏こそは自分も輪のなかに入れたら・・・と思いながら今年も過ごしていこうと思います。 藤本けい子 写真は2022年5月に開催された阿波踊り春の祭典「紡ぐ」に参加した時のものです。
22/08/04

劉さん送別
中華人民共和国からの留学生である劉黎佩(LIPEI LIU)さんが徳島大学を離れることになりました。もうすぐ出産予定で、その後中華人民共和国に帰ります。4年半の間、研究、教育、臨床補助として活躍して頂きました。本当にありがとうございました。 まずは元気な赤ちゃんを産んで下さい。帰国後もお元気でご活躍することを医局員一同祈っております。
22/07/01

一筆参上 from Tー補綴.jp
はじめまして、大学院生の奥由里です。 私は、今年の5月から猫を飼い始めました。2月末に工事現場で発見された兄妹の保護猫です。離乳が終わり一人でご飯が食べれるようになったタイミングで保護猫団体さんから引き取りました。私の家へやってきた2匹は、産まれてすぐに保護されて、預かりボランティアさん(仔猫のときはミルクボランティアさんともいうみたいです)のところでのびのびと育ったようで、人を怖がることなく誰にでも近寄って抱っこやなでなでを要求してきます。2匹とも同じ場所で同じような大きさで保護されたので兄妹だと思うのですが、体の色、目の色、特徴などがかなり違います。キジトラは男の子で、生まれつきしっぽが途中でちぎれたようになっています。このようなしっぽの形を「鍵しっぽ」と言うそうです。その形から幸運をひっかけてくる縁起のいい猫とも言われているみたいです。白色は女の子で、青い目をしています。頭の頂点にだけすこし黒い毛が生えて、この黒い毛は、「キトン・キャップ」「ゴーストマーク」といって、白猫には重要な特徴のようです。教えてもらった話では、白毛の遺伝子で目の色が青い場合聴覚障害を持つことが多いのですが、黒毛の遺伝子が入ることでそのリスクを下げているそうです。生後1年くらいで黒い毛は抜けて真っ白になる猫が多いのですが、このまま残っていてもかわいいと思っています。 猫にも乳歯と永久歯があり、生後3~4カ月頃から生後6カ月にかけて永久歯へと生え変わっていきます。ちなみに切歯、犬歯、臼歯と分かれており、乳歯は26本、永久歯は30本だそうです。本来、猫は肉食動物なので、肉を切り裂くことができるよう鋭く尖った形になっているので、噛まれると痛いです。私の家にいる猫たちははっきりとした産まれた日はわからないのですが、おそらく2月末に産まれたとして生後4か月だと思われ、ちょうど歯の生え変わり時期となっています。歯の様子を知りたくて口の中を覗き込んでみたりしているのですが、なかなか見ることはできず今どうなっているのかはわかりません。しかも、ほとんどの猫は、抜けてしまった乳歯をフードと一緒に飲み込んでしまうらしく、飼い主が気づかぬうちに永久歯に生え変わってしまうそうです。おもちゃで遊んでいるうちにポロリと落ちることもあるそうなので、なんとしても見つけたいと思い、最近は掃除の際に床に落ちていないか注意深く見ています。また、猫も人間と同じように歯周病になるようで、予防のために歯磨きが推奨されています。仔猫のうちから顔回りを触られるのに慣れておくと、歯磨きを行いやすいとのことなので、最近は顔のマッサージをして練習しています。このまま、口の中も見せてくれるようになって、歯の生え変わりの様子も見れるといいなと思っています。
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