一筆参上 from T-補綴. jp


「天ぷら」

 今年に入ってから料理番組が好きになりよく見るようになりました。家でテレビを見ている時に料理番組をしていると途中からでも録画をして、後日何度も見返してしまうほどです。料理番組といっても、3分クッキングのようにその場で料理を作る形式、レポーターが店を訪問しいわゆる“食レポ”をする形式、料理はもちろんそれを創る料理人にも焦点を当て、その人となりを紹介する形式等様々なものがあります。すべて好きなのですが、今回はその中でも特に印象に残って今でも繰り返し見ている番組を紹介します。それはBS朝日の「ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~」で紹介された“てんぷら近藤”の店主、近藤文夫さんの回です。“てんぷら近藤”はミシュランの常連であり、世界中からお客さんが足を運ぶ銀座の名店です。近藤文夫さんは1947年、東京都生まれで、弱冠23歳の時に東京、御茶ノ水にある「山の上ホテル」の料理長に就任します。天ぷらは魚介を揚げる料理だと考えられていた時代に、近藤さんは天ぷらに野菜を取り入れるという新ジャンルを生み出しました。「邪道だ」、「亜流だ」と揶揄されてもブレずに自分の考えを貫き、一生懸命天ぷらと向き合ってきた姿は、画面からでもその凄みが伝わってくる程でした。エビ、さつまいも、人参、ハマグリ。「僕は天ぷらを揚げ物というだけではなく“蒸し物”でもあると考えています。」と語る近藤さんが作る料理は、どれも本当に美味しそうなものばかりでした。とくに人参の天ぷらは一見の価値があると思います。You Tubeでも見ることができますので、一度ご覧下さい。あたかも自分が行ってきたかのように書いていますが、すべて料理番組から得た情報です(写真もイメージ画像、近所の蕎麦屋の天ぷらです)。いつの日かこういった感動する料理番組の料理を食べてみたいなと感じている今日この頃です。ちなみにもう一つ好きな料理番組があるのですがそれは次の機会に。                                      (後藤)